頭皮にもダニがいるというのは本当ですか？

皮膚には皮膚ダニというものが生息しています。

頭皮にもこのダニはおり、本当に小さく、肉眼では見ることができないのでその存在を実感することは、まずないでしょう。

人間の身体では菌やダニなど、たくさんの目に見えない生き物共生しているのです。
菌については、かつての「バイキン」というイメージではなく、良い菌の有用性が注目されており、じょじょに「菌＝汚いもの」という悪いイメージは払拭されてきましたが、

ダニは…「自分にダニが繁殖している」と聞くだけで「えー！」と思われる方がまだまだ多いのではないでしょうか。

皮膚につくダニは「悪もの」扱いで、一時期、顔のダニをやたらと取り去るスキンケアが流行ったのですが、それによって肌荒れを起こす女性が続出したんですね。

頭皮のカウンセリングをしていると、マイクロスコープで拡大した頭皮にはさまざまな菌や生き物がいるのがわかります。（頭皮ダニまで見える倍率ではさすがに気持悪いのでお見せしませんが）
微細なものの動きによって、皮膚の光り方や表面のざらつきなどが微妙にちがい、こうした菌やダニのバランスも皮膚の健康に重要だと思っています。

菌やダニは、取りすぎても繁殖しすぎてもいけません。皮脂バランスがくずれたり、不衛生な状況が続くと、菌もダニも異常繁殖してしまうのです。

また、皮膚ダニは夜活動すると言われますので、このときに髪が生乾きの状態ですと、ダニを必要以上に繁殖させて死骸や粉から雑菌が増えて、かゆみや炎症の原因になる可能性があります。

洗浄バランスの良いシャンプーと、適切なドライヤーのかけ方が必要となります。

ご自身の頭皮状態やお手入れ方法で困ったら、無料カウンセリングでご相談ください。

本日の育毛ポイント！

頭皮にもダニがおります。いなくなると困るものでもありますが、増えすぎてもトラブルのもとですので、頭皮の衛生を保ちながら共生していくことが大切です。