Q.526
食べ物の好き嫌いがものすごく激しいです。薄毛と関係がありますか? |
2016.05.02 |
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食べ物の好き嫌いがあまりにも極端な場合は、髪の毛を構成する栄養素が欠乏して、薄毛の要素の一つとなることが考えられます。
たとえば、お肉。若い子にお肉をあまり食べない人が増えているように思います。
太りたくない、という理由もあれば、何となく嫌い、食べる気がしない、というような子もいます。
たんぱく質は筋肉を構成する大事な要素であるとともに、身体の新陳代謝にも欠かすことはできません。
髪の毛もたんぱく質ですので、お肉や卵など動物性のものは身体に摂っても大変貴重な栄養源です
また、野菜や果物を取らないことも、ビタミンなどが欠乏し、代謝をうまく回すことができなくなって行きます。
食事とは、お腹を満たすだけではなく、それによって全身の細胞の活動を支える、生きて行く上で一番大切なことなのです。
どうしても食べられない、生活に支障のない食品は別として、(ちなみに私はパクチーが大の苦手です)バランス良く食べれるようにしてほしいですね。
その好き嫌い、食事だけではない?
私は今から20年以上前、育毛サロンで人材教育もしており、たくさんの若い人と話す機会がありました。
その時、現場で感じていたのが「食べ物の好き嫌いの激しい子」の多くが、人に対しても好き嫌いが激しい、ということでした。
どのような関わりでそうなのかは解らないのですが、統計的に見てそのように感じていました。
私の勤めていた会社は、生活面からも人材教育をしていくところでしたので、何でも食べるようにと訓練があり、食生活が変わると不思議とその人たちの対人関係も変化して行ったのを覚えています。
「好き嫌い」は本人にとってもストレスになります。
食事に関しては栄養素の偏りによる身体の不調、
対人関係においてはコミュニケーションのストレス、といったことが起こります。
髪の毛は食事にもメンタルにも影響されますので、こうした「好き嫌い」をなくして行くことは、薄毛改善の重要なポイントかも知れません。
こういうのは苦手、というのも意識で変えて行くことができるものです。
目標を持てば、克服はできます。薄毛改善のために食べ物の好き嫌いもなくしていきましょうね。
本日の育毛ポイント!
食べ物の好き嫌いも薄毛のもととなります。