Q.502
季節の変わり目で不眠気味になります。抜け毛も多いように感じます。 |
2016.04.08 |
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4月、5月は季節の変わり目、気温などの環境の変化、生活の変化が一気に押し寄せる時期でもあり、自律神経の乱れから、不眠症など睡眠に影響が出る女性がおります。
緊張状態が続く、なんだか寝ても疲れがとれず、昼間にすごく眠たくなる…やる気が出ない…。俗にいう5月病も、季節の変わり目の身体への影響が関係していると思っています。
この時期は内臓、とくに肝臓も疲れますので、身体が「休みたがっている」のに深い睡眠が取れないと、徐々に気持ちにも影響がでてしまうこともあります。
このような、睡眠不足や肝機能の低下が抜け毛を増やす一因となることは、今までにも何回か書いていますが、まずは「上手に休む」ことが大切です。
睡眠は内臓修復の時間。さらに身体とともに脳のリセットでもあり、人間は眠ることで「忘れる」ことができるとも言います。
昨日の緊張、昨日の悪いことなど眠れないと気持のリセットもできずに同じ悩みをずっと考えてしまうこともあります。
「上手に休む」深い睡眠をとるために
まず試してほしいのは、リラックスの時間をとること、とくにお風呂につかることです。
忙しくても半身38度くらいの湯に15分つかるだけで、芯からあたたまります。その後の何時間もの睡眠の質が変わります。身体を温めることで内臓の機能もたかまり、血行もよくなります。
お風呂に入れない時は、暖かい時期ですが、まだまだ湯たんぽも有効です。
人間は、冷たい状況だとぴりぴりと緊張していますが、暖かいものに触れている時、自然と肩の力が抜け「ホッ」とするものです。お風呂はそうした意味でもからだに「やさしい」ものなのです。
また、こういうときは消化器も弱っている場合が多いです。
食べるものも、しょうがなど身体を温めるもの、柔らかく煮た消化に良いもの、たまごなど滋養のあるものを選んでいただくことで、消化器官への負担を少なくできます。
野菜入りの暖かいスープなどでお腹の中からいたわりましょう。
本日の育毛ポイント!
季節の変わり目は自律神経の乱れから不眠が起こることも。こういう時こそ、リラックスが大切です。