Q.39
他の育毛サロンで、薄毛の原因は皮脂だと言われました。 |
2014.12.25 |
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皮脂というのは薄毛や抜け毛の原因のひとつででしかありません。
正確には、弱い頭皮に、酸化した過剰な皮脂が重なった場合に薄毛の原因になってしまう、と言えるでしょう。
↑毛穴に詰まった皮脂。マイクロスコープで見るとムニュッとした老廃物がつまっています。老廃物の色もひとにより差があります。
皮脂が多いけれど、毛がふさふさしている人はたくさんいるのになぜ私だけ…と疑問に思う方もいらっしゃると思います。
私は以前、ホームレスの方々を見ていて気が付いたことがあります。
毎日のシャンプーもお手入れもしていないけれど、なんという生命力。
しっかりとした太い毛がたくさん生えています。
そう、毛穴のつまり事態が、薄毛の直接原因になるわけではなく、頭皮や細胞が髪を生やす元気がないところに、さらに皮脂が積み重なって、髪の寿命(ヘアサイクル)を縮めた結果、本当なら何年も抜けないはずの毛が、抜けていくということになります。
遺伝もありますが頭皮がタフならば、ちょっとやそっとのことでは、薄毛にはなりにくい。
レホルムジャパンの育毛とは、「皮脂を取り除く」とか「きちんと洗う」ということはもちろんなのですが、
同時にその人のカラダの中で「毛が抜けにくいサイクル作り」を育てることだと思います。
このためお手当の説明の中で、お家で「こういうストレッチをしよう」「マッサージはこうしていこう」とお伝えしているのは、そうした身体作りのために大切なことです。
ご本人の頭皮を見て、それぞれの方に合ったマッサージの強さなどを指導しています。
継続的にカラダを変えるには、育毛製品を使うだけではどうしても限界があります。
ウォーキングを毎日してみたり、食べ物に気をつけてみたり、お酒を控えてみたり、ほんの少しのことですが毎日が基本なのです。
1ヶ月ごとに頭皮を拝見していますが「頭皮が変わって来たな」という方はお顔も明るくなっていきます。
身体も心が元気なこと、毎日を楽しむことが、なによりも髪に大事なことなのです。