Q.703
お見舞い |
2019.10.26 |
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連日の台風、長雨によって被害に遭われている
みなさま、心よりお見舞い申し上げます。
台風19号ではレホルムジャパンのある溝の口周辺も、浸水が大きく報道されることになり、全国各地の会員様から「大丈夫ですか」というお声をたくさんいただき、大変ご心配をおかけいたしました。
わたしたちの施設は高台にあるため大きな被害もなくすみました。少し遅くなりましたが無事の報告とさせていただきます。
復旧はまだこれからという地域で、水の処理だけでなく汚泥や粉塵のため健康の不安まで重なっているとも聞いています。
各被災地の方々、どうぞ気をつけてお過ごしください。
会員様の中には、連絡がつかない方もおり本当に髪の毛どころではない、大変な状況の方もいるのではないかと想像しています。
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私には何ができるだろうという考えと、今回の水害について色々な思いがかけめぐりました。
自然には人間はかなわない、と受け止めないといけないことや気候変動の影響は毎年どんどんひどくなっていくだろうということ…
台風の影響範囲は予想ができず、インフラの差によっても被害に差が激しく出たと思っています。ご家族を田舎に残し都市にいる方も、災害時には本当に心配でしょうがないと思います。
火山から、空から、海から、川から、災害はどんな経路でいつ起こるかわかりません。
これから私たちが住みつづける日本で、自然の中の集落の人命を行政が守っていくことに、無理が生じていくのではないかとも考えてしまいました。地方においても、地盤のいいところに人が集中して住み整備していく都市構造の方が、山や川周辺に集落を点在させるより比較すると安全なのかもしれないですね。
土地土地に根付いた文化も含めて何を優先させるか、日本は普段恩恵を受けている自然と、その変わっていく姿と向き合っていかなければいかないのだなと覚悟をし、いつでも冷静な決断が迫られるということ、ものの準備だけでなく判断力を養っておくことも本当に大切だと思いました。
本当にみなさんのご無事を、心よりお祈りしています。