Q.462
筋肉のコリ(肩こり、首コリ)は薄毛にどう影響しますか |
2016.02.28 |
---|
筋肉のコリとは血行障害から来る酸素不足
私の尊敬するお医者様に「病気の根を断つ」という考え方で患者さんの治療に当たられている方がいます。
そして、その先生は「あらゆる病気の原因として最も重要なのは血行障害」と書いておられます。
医院から、毎月健康に関するわかりやすい資料が来るのですが、今回その内容を少し省略して書かせていただきます。
血行障害の最初の崩れは自律神経の崩れから(ストレスや運動不足など日常の蓄積で)始まる。
自律神経が崩れ、血管が収縮するとー
●全身の酸素不足(血液にのって渡らないため)
●筋肉細胞に疲労物質がたまる(筋肉の酸素不足から)
●固くなった筋肉がさらに血管を圧迫
⇩
筋肉が固くなったところ=コリには病気が発生しやすくなる、例えば胃がんや膵臓がんになった人は胃の真後ろの背中が固くなっている
血行障害は臓器に向けての栄養も水も酸素も行き渡らないし、臓器で生まれる老廃物も排除できない。
そして一度炎症が起きた箇所は血行障害があると炎症物質が残り、炎症が続き、病気の進行を早める。
このような状態を自己防御力が低下したと言う。
このような内容でした。
自律神経を整えること、コリをほぐすことを「髪」を中心に皆さんにお伝えしていますが、この資料を読むだけでも、これらが将来的に全身の健康を考える上で本当に大切なことだと実感します。
資料の最後には対策法が書かれており、リラックスや睡眠、身体の温めについて書かれており「難しいことは不要」と書かれています。
みなさん、おそらくこの簡単なことをおろそかにして、不調を引き起こしている可能性が大きいのです。
悩みには、何か大変な対処が必要だという思い込みがあります。
そして、皆さん即効性を求めます
だから特効薬を求めて、軽い症状でも病院や薬に最初から頼り
「なぜそれが起こったか」を考えない方が多い。
レホルムジャパンのカウンセリングでは、皆さんの薄毛の相談に対し「肩こりの改善が大事だよ!」と言っていますが、
こんなに悩んでいることを、ストレッチやリラックスをする、「そんな程度」で良くなるんだろうかと疑心暗鬼でやらない方も、もしかしたら、いるかもしれません。
けれども自分の身体も髪も過去の自分自身の反映です。(遺伝は別にしても、)
言い換えれば「そんな程度」のことを、放置してしまった結果、大きな不調を抱える人がたくさんいる。
小さな日常生活のことが積み重なり、今の不調を作り出しているとしたら、
そこを変えていかなければどんなに上から良いものを足しても解決にならないのです。
本当に地味で実感のわきにくい「血行改善」なのですが、カウンセリングでお伝えする運動やストレッチや心の持ち方、温めやリラックスなどは本当に必要だと思ってお伝えしていることですのでぜひとも実践していただければと思います。
この記事が、血行障害の重大さをわかっていただくきっかけになればと思い、本日は書いてみました。
本日の育毛ポイント!
筋肉のコリは血行障害から筋肉に酸素が行き渡らない状態です。
髪だけでなく、多くの不調の元となることを知っていただき、日々の小さなことを積み重ねていってほしいと思います。