Q.443
脂漏性脱毛とは、どんな頭皮の状態でしょうか。 |
2016.02.10 |
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こちらにカウンセリングにいらっしゃる女性の中にも脂漏性と見られる頭皮の方が時々おります。
どんな頭皮かと言うと
1.皮脂が多く、ベタベタしている(自覚がある)
2.頭皮が赤い
3.拡大すると毛穴の周りに皮脂がこびりついている
かゆみ、ヒリヒリ感が出る方もおり、総じて肌のバリア機能が低下しておられます。
少しの刺激でも敏感になり、刺激が皮脂を増やすという悪循環に。
皮脂は頭皮を守っているものですので、少なすぎても多すぎてもダメです。
脂漏性しっしんは、皮脂が過剰に増えた結果、酸化した皮脂をエサにした菌が増えるということが主な原因とされておりますが、「なぜ皮脂が増えるか」「なぜ炎症になるのか」といった確定的な原因はわかっていないと言われています。
私の考える原因のひとつに、シャンプーの質があります。
ストレスや食生活、睡眠などの生活要因によって皮膚バリアが崩れ始めたところに、強い洗浄力をもったシャンプーの界面活性剤が、皮脂を取り去り、強い刺激となり、だんだんと頭皮は皮脂を過剰分泌するという状態に陥っているのではないでしょうか。
大概の方は髪の毛が薄くなると「発毛剤」「育毛剤」に目がいきがちですが、
根本的な条件を排除していかないと、身体が求めることとまったく見当違いのものを取り入れてしまいます。
問題解決のためには、育毛も、身体の機能に沿っていかなければならないのですね。
皮脂が多いからといって、刺激の強いスカルプシャンプーを使ったり、何回もシャンプーをすることでさらに皮脂が増えることもありますし、頭皮の問題を解決しないまま育毛剤を塗ってもなかなか効果が出ない。
私のところにいらっしゃる脂漏性脱毛の方も、最初「育毛剤」を求めて来ます。
でも、シャンプーを変えないと皮脂の問題が止まないことも多く、シャンプーを変えただけで頭皮も髪も変化をするのに驚かれる。
育毛剤を取り入れることも大切ですが、シャンプーから変えることをおすすめします。
レホルムジャパンには現在3種類のシャンプーがあります。
どのシャンプーも頭皮にやさしい界面活性剤を使用しており、皮脂の酸化を防ぐ成分など育毛に必要なものをそれぞれに詰め込んでおります。
カウンセリングではその方に合ったシャンプーを、頭皮を見ながらご提案しています。
中には、脂漏性しっしんといって肌がとても荒れていらっしゃり、そういう場合にはしばらくお湯でシャンプーをする方が良い方もおります。
ご自身に合ったお手入れを知ることがまず一歩です。
あれこれ試した後で「何をやってもダメだ…」と深刻に悩のではなく、早めにお話だけでも聞かせていただければと思います。
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本日の育毛ポイント!
脂漏性脱毛は皮脂の過剰分泌から来る脱毛。シャンプーが原因になっていることも多いのです。