Q.544
小学生の娘の抜け毛が多く、リンスインの泡のシャンプーを使っています。 |
2016.05.20 |
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昨日に引き続き、最近ご相談で多いお子さんのシャンプーについてです。
泡のシャンプーは泡立てが必要なく楽で、子供でもきちんと洗えるイメージがありますが、リンスインですとリンスの成分が毛穴に浸透しやすいので、本当にきちんとすすぎをしなければなりません。
また、市販の安い子供用シャンプーは、「洗いやすさ」「値段が安いこと」に注力しており、頭皮へのやさしさにはあまり評価ができないように思います。
界面活性剤の強さの影響も考えると、このように「リンスインシャンプーで子供の抜け毛が増えた」というご相談がくるように、おすすめできるものではありません。
お子さんだと泡がもこもこと立つことが、「洗えている」という実感になっていますが、実は泡立て成分が薄毛のもとになってしまうのです。なかなかこれが理解してもらえないところですね。
また、子供のシャンプーで気をつけるのは昨日書いた「何を使うか」とともに「どう洗うか」というところです。
子供のシャンプーで気をつけること
以前にもお子様のシャンプーの仕方は書きましたが、もう一度おさらい。
まず、リンスインシャンプーはやめましょう。
できればレホルムジャパンのWアミノシャンプーを使ってほしいですが、
>どうしても市販のシャンプーを使う場合は、洗面器で薄め、泡立てて、泡をすくって洗う。
>すすぎをシャンプーよりも時間をかけてしっかりと行う。
>トリートメントはなるべくしない。する場合はすすぎを念入りに。
特にトリートメントは、髪がさらさらになるのではとあまり流さない子が多いです。
これは皮膚にトリートメント剤が皮膜を作ってしまいますので、トリートメントのすすぎは本当に念入りにして下さい。
また、これはどなたにもお伝えするのですが、
お母さんの「気にしすぎる」空気はお子さんに必ず伝染してしまいます。
「薄毛だ、大変だ」と神経質にならずに、変化を客観的に見守る姿勢が必要です。
本人が本当に気にし出してしまうと、学校にも行けなくなってしまう子がいますので、伝え方もとても重要です。
レホルムジャパンでは、お子様の頭皮のカウンセリングもしております。その子の年齢や性格に合わせてお伝えの仕方を考えて参りますので、安心して来て下さい。
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本日の育毛ポイント!
泡のリンスインシャンプーの使用はやめましょう。洗い方、すすぎ方にも注意が必要です。