Q.351
眠りが浅いので、疲れが取れません。抜け毛も増えたように感じます。 |
2015.11.05 |
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眠りと抜け毛の関係性
睡眠は育毛にとって、非常に大切な要素です。
睡眠の深さは内臓の動きにも関わってくるため、眠りが浅いと消化や、内臓修復も充分にできなくなります。
交感神経が高ぶったまま血管も収縮し、緊張状態がつづいてしまって眠れなくなっていることが多いですね。
リラックスをつかさどる、副交感神経のはたらきをきちんと引き出すことが、良い睡眠のポイントなのです
消化機能も血流改善も、体力回復もすべて髪の毛にも大切なものですので、
いかに「質の良い睡眠」を取るかはぜひ見直してほしいポイントです。
1.交感神経の刺激をしない
自律神経が乱れていると、ちょっとしたことが交感神経のスイッチを入れずっと興奮状態で続いてしまいます。
怒ったりイライラを抑えることも大切です。
また、就寝前3時間にはテレビ、パソコン、スマホの光を眼に入れることをやめること。
光は眼から脳に指令を伝え体内時計を狂わせます。
特にスマホでゲーム等をすると集中力と光により交感神経は活発に。睡眠に入る準備などできません。
2.リラックス
今のところ、自律神経をコントロールできるのは「呼吸」だけです。
意外だと思うのですが、深呼吸がとても合理的なのです。
1.鼻から3秒かけてゆっくり吸う
(下腹に空気が入ったのを意識)
2.鼻からゆっくり3秒で吐ききる
この繰り返しです。
ゆっくりとした呼吸は意識しないとなかなかできないですね。
仕事をしていても、いつの間にか呼吸が浅くなってしまう。ゆっくりと深い呼吸を意識しながら日中をすごすこと。
夜はリラックスしながら頭皮マッサージ、そこに呼吸をプラスすることでさらに身体の力をぬいていきましょう。
3.ストレッチ
凝りがほぐれ、手足があたたまるだけで眠りの質も変わります。
凝り固まった筋肉をゆっくりとほぐしましょう。
4.冷え対策
内臓が冷える、手足が冷えることで深く眠れないことがあります。
今の時期から、半身浴や、ぬるめの湯たんぽを入れたり「身体を冷やさない」くふうをしてみましょう。
5.布団を干す
湿ったふとんは睡眠の質を下げるそうです。晴れた日には外に干したり、布団乾燥機を使ってふかふかのふとんで眠ってみましょう。
6.カフェインをとらない
夜は温かい福起茶でゆっくりと。冷たい飲み物で内臓をひやさないように。
お酒も交感神経を活発にしますので飲み過ぎにも注意です。
そのほか寝具の工夫、ご飯を食べる時間等もありますが、まずはこの6つを実践してみましょう。
本日の育毛ポイント!
良い睡眠は自律神経の調整から。