Q.16
気に入ったノンシリコンシャンプーを使用しています。髪に悪いのでしょうか |
2014.12.03 |
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ノンシリコンシャンプーだから、オーガニックシャンプーだから良い、シリコンが入っているから絶対にダメ!ということではない、と捉えています。
髪に良いシャンプーの違いを比べるなら洗浄成分と保護成分のバランスです。
シリコンは悪者?
私たちは随分前から、シリコン入りのシャンプーを使用してきているので、
急に質の悪いノンシリコンにするとシリコンに頼りっぱなしだった髪の毛はキューティクルが荒れて一気にギシギシになり、ブローの際に摩擦で抜け毛が多くなったりします。
また、洗浄成分が相変わらず強いのにシリコン成分を抜いたものできしむ → 結局シリコン入りのトリートメントに頼る
なんてことは本末転倒です。
また、最近ですとノンシリコンから、それにオイル成分を足したシャンプーが出て来ているように感じます。おそらくツヤなどノンシリコンに出せないものをプラスしているのですが、オイルの質と、植物性ですので酸化が心配になります。
※シリコン自体の有害性は疑問ですが、やはりお客様のほとんどの方が
シャンプー/トリートメントの「すすぎが甘い!」ので、頭皮に残ることを予め考えて、
レホルムジャパンのオリジナル製品にはシリコンは入れていません。
こちらの独自開発のシャンプーは、基本、強い刺激と肌に悪いものを極力、排除した成分でできています。併設美容室でも全てこの製品を使用しています。
シリコンは入っていませんが、洗い上がりも重視し、アミノ酸系の界面活性剤を使用しており、低刺激でやさしいながらも余分な老廃物を落とすだけの洗浄力は持っています。いくつかの大きさにわかれたアミノ酸分子がキューティクル層に吸着し、毛の保護の役割を果たしてくれます。
また香料等はいっさい入れず、良質なアロマのリラックス効果も大切にしました。
ただ、オイルなので香料と違い、泡とともに界面活性のちからで香りは飛んでしまいますが、ポンプからふわりと出た、マンダリンやラベンダーの香りを嗅ぐだけで、一日おつかれさま、と自分に言ってあげられる気分になれる。
そんな優しいシャンプーです。
常に進化するシャンプー
あとは、発がん性物質ですね、量産されている製品に、なぜ、これでもかというくらい入っているのかフシギになります。
「がん」という言葉が現実的でないため 自分には関係ないな〜と考えられがちですが、がんにならなくとも、その途中過程では必ず細胞を狂わせているわけで、発がん性物質は体にはなんらかの影響があると考えて良いのではないでしょうか。
レホルムジャパンのアミノ酸シャンプーは研究所との共同開発で、こういった人体への影響が心配される物質はいれておりません。
日々、世界中の研究で成分の認識は変化します。専門の研究所の判断で「悪いと確認された」ものはすぐに成分から外します。
薄毛というのはかなり体の機能がダメージを受けている状態なので、念には念を入れて安全な物を使ってほしいという私の思いがあります。
また、「大丈夫かな…」と疑いながら使うよりも「これなら大丈夫」と思う心理が育毛にはとても大事なので、どうかご自分でも、納得のいくものを選んでください。