Q.332
髪に悪い食べ合わせはありますか? |
2015.10.15 |
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鉄分や亜鉛、アミノ酸は、髪の毛を作るのに欠かせない栄養素だということを、何度かこのブログにも書いてます。
レバーやしじみ等から鉄分や亜鉛を積極的に摂るとともに、鉄や亜鉛と相性の悪い食べ方があることも知っておきましょう。
カルシウムの摂り過ぎはNG
鉄・亜鉛などのミネラルとカルシウムは、適量でしたらお互いに助け合って吸収されるのですが、カルシウムが過剰になるとミネラルの吸収を阻害すると言います。
一日カルシウムは600-700mgが適量とされていますので、牛乳だとコップ3杯くらいですね。
牛乳ではよほどの量を飲まないと過剰摂取にはなりませんが、カルシウムをサプリメントから摂っている人は、過剰摂取になりやすく、せっかく取り入れた鉄、亜鉛を活かせなくなることがあるので注意が必要です。
タンニンの摂り過ぎもNG
コーヒーに含まれるタンニンも鉄・亜鉛の吸収と相性の悪いもののひとつで吸収を阻害すると言われています。
コーヒーは身体を冷やすと言われていて、カフェインのせいだとも言われますが、タンニンの過剰による【鉄不足】も、貧血の原因となり、冷えと繋がるのでは、と考えております。
(コーヒーのほか緑茶や赤ワインにもタンニンは含まれます。)
このように、鉄、亜鉛は食事から充分に摂りにくい上に、吸収を阻害しているものと合わせて食べることでせっかくの栄養素が活かせなくなってしまうこともあります。
時間をずらして摂る、量を調整するなど工夫が必要ですね。必要な栄養素は食べ合わせも考えて活用しましょう。
本日の育毛ポイント!
鉄、亜鉛といっしょに、タンニンやカルシウムを摂りすぎないようにしましょう。時間をずらして摂る等で工夫をしましょう。