アルカリと髪の毛
酸性とアルカリ性はph値のちがいで表される、性質のちがいです。phの値が高いほど、アルカリになります。
毛髪は酸にはある程度強いのですが、アルカリに対しては非常に弱い。pH10以上になると毛は大きく膨らみます。強いアルカリには、毛髪の結合を切断する作用があり、この作用を利用してパーマ剤・カラー剤が作られています。
カラー剤は毛髪の組織を壊すだけでなく、その中に含まれるジアミン系の染料が体質によりアレルギーを起こすことがあります。
健康な頭皮なら耐えられるカラーの刺激も、頭皮が弱っている時には抜け毛・薄毛を引き起こす可能性があります。