薄毛だと思いますが、抜け毛は多くないんです。

抜け毛はそんなに多くないのに、髪が薄くなってきた

「昔よりも結んだ毛の束が細いし、地肌がなんだか透けてます。でも、抜け毛が多いという感じはしないんです…。」まれにこういうタイプの女性がおります。

髪の毛にはサイクルがあり、抜けてから次の毛が生え、その繰り返しで髪の本数を維持しています。
抜け毛は誰しもありますので、通常の本数が抜けた後に細い毛しか生えてこない、もしくは抜け後から一本も生えてこないということが、この「抜け毛はそんなに多くないのに髪が減った」女性のボリュームダウンの真相です。

長年、女性の頭皮を見ておりますが、抜け毛が少ないのに髪のボリュームが減るタイプは、改善に少し時間がかかります。
これは、毛穴の状態がかなり弱くなっており、ほぼ働いていない状態になっているからです。

髪は細くなると光を通しますので、ボリュームダウンに気づく頃、髪色が少し薄くなっているかもしれません。

なぜ細い髪ばかりに？

髪は、老化とともに誰でも細っていく可能性を秘めていますが、栄養状態、血行状態に加え、ストレスや頻繁なカラーやパーマ、毎日使うシャンプーなどの要因によって、頭皮ダメージが想像以上に蓄積され、太い毛を生やす力失った結果、細い毛しか生えない頭皮になったと考えられます。

ヘアサイクルの崩れが抜け毛・脱毛という形ではなく、太い髪が出てこない、という結果となって現れています。

育毛は、頭皮の老化＋生活習慣＋外的要因のダメージで細胞が弱っていくこととの闘いです、これには努力が必要となります。

「やせた」髪を「太らせる」には…

細い髪しかはやせない頭皮に、単純に育毛剤をつけたり、コシのでるコーティング剤などを塗布すれば、髪は太くなるでしょうか。ちがいますね。

髪は、身体の集大成です。

頭皮への栄養はどうやって作られ、運ばれるでしょうか。

食べ物を口で噛み、消化管で吸収し、さらに血流に乗って届けられますね。
そして栄養は、生命に優先順位のあるものから使われますね。

髪は、生命の基準で言ったら、なくても生きていけるものです。だから栄養が回るのは最後。ここまで栄養が届くためには身体が元気でなければいけないんです。

ご自身の身体が、このように髪に栄養を送れる機能をとりもどすことが薄毛の根本解決につながるんです。

髪が細い場合は、特に血流と栄養が関わっている場合が多い。
そしてカラーやシャンプーなど育毛を阻害している外的な要因を取り除いていくことも大切です。

その女性の頭皮状態、抜け毛状態にあった育毛のプランを組み立てていきますので、小さなことでも髪の毛で気になることがあれば、ご相談ください。
カウンセリングご予約はお電話でも、こちらの頭皮チェックフォームからもできます。

本日の育毛ポイント！

抜け毛がないのに髪が薄くなる場合は、栄養と血流の改善アドバイス、外的な要因の排除をメインに育毛プランを組み立てます。