Q.212
卵・肉などの動物性タンパク質は髪の毛に良いですか? |
2015.06.17 |
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卵・肉などの動物性タンパク質を「からだに悪い」と言う方もいます。
しかし、人間は歯並びを見ても「草食」の動物ではありません。肉をかむための歯が備わっているのです。
細胞のエネルギー代謝、体内のたんぱく質合成に欠かせないのがアミノ酸。
もちろん肌や髪の生成にも関わってきます。
人間に必要なアミノ酸は20種類とされますが、そのうち8種類を体内で作ることができません。外から補わなければならないアミノ酸を「必須アミノ酸」と呼びます。
必須アミノ酸は、8つのうちひとつでも不足しているものがあれば、その他のアミノ酸も体内で活用されずに排出されてしまうという理論があります。
すべてをバランスよく摂らないと8種をうまく使うことができないんですね。
栄養価や吸収性を考えると、必須アミノ酸をすべて取り入れられる身近な食べ物は、卵、豚肉、鶏肉、牛肉、チーズ、牛乳、あじ、大豆などです。
とくに「動物性たんぱく質」が優秀です。
欧米型の食生活は「肉の摂り過ぎ」で不健康だと言われますが、肉を摂っているから悪いだけではなく、その他に炭水化物や糖分、脂の過剰摂取が不健康を引き起こしているのだと思います。
何でも摂り過ぎはよくありませんが、アミノ酸や鉄分を摂るという観点から見ても、適度にお肉をたべることは健康のために必要だと私は考えております。
また、食べたお肉を活用するために腸の状況を整えることも大切です。
消化ができなければ、たとえどんなに良質な栄養を摂っても吸収できず、それが髪にまで渡ることができません。
バランスの良い栄養、そして消化力。髪質改善だけでなく、カラダの元気の基本です。
レホルムジャパンでの育毛は、最終的に髪だけでなく、肌も心も元気になって卒業すること。
身体の内側から、元気になっていきましょう。
適度な動物性たんぱく質は、髪のためにも必要だと考えています。