Q.143
料理が苦手で、栄養のある食事を作れません。 |
2015.04.11 |
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前回好評だった育毛のレシピ。
髪の毛に必要な栄養素を摂るために、私の若い頃の一人暮らしの知恵をもう少しご紹介します。
私は節約を趣味にしていた時期があり、一週間3500円と決めてそのなかで食費をやりくりしていました。1日500円をその日ごとに使うと無理が出ますが、1週間分の食材をまとめ買いすることで食費を抑えることができます。
そして冷凍庫のフル活用です。
本当は新鮮な野菜の方が良いと思いますが、外食やコンビニよりはずっと安上がりですし、たくさん栄養も取れます。
西村の冷凍庫活用術
1.根菜を煮て冷凍しておく
にんじん、たまねぎ、ジャガイモなどを安い時に買っておき、大量に煮ます。
小分けにして冷凍庫で保存。保存のとき野菜がつぶれない程度に平たくして冷凍しましょう。
(丸くして冷凍すると、中まで解凍するのに時間がかかります。)
一回分ずつ取り出してカレーや豚汁、シチュー、肉じゃがなど夜遅く帰って来てもさっと作れるしとても便利です。
2.しょうがやネギなどの薬味は細かく刻んで冷凍
ショウガはすりおろし、ネギは刻み一山ずつ使いそうな分量だけタッパーに小さな山を作って冷凍します。使う時はスプーンでその山をすくっていれるだけ。
しょうがやネギ、にんにくは身体を温める作用があるので、何にでもひとさじ入れると良いですね。
また、1品で野菜とたんぱく質、炭水化物を一度に摂れるものも実践していました。
これは手軽な上にとにかく安上がりです。
1.餃子の皮
餃子の皮には何を包んでも美味しくなります。ふだんなら捨ててしまうような野菜くずも、細かく刻んで、お肉やお豆腐の水気をしぼったものなどと併せて入れて、餃子にしてしまいます。リンゴの皮なんかも栄養がつまっているので細かくして餃子の皮でアップルパイのように焼いたりしたこともあります。
2.お好み焼き
キャベツの食物繊維がぎっしり摂れるお好み焼きもおすすめです。私は血が関西人ですのでお好み焼き自体が大好きです。我が家では小麦粉、豚肉、卵、大量のキャベツ、そしてすりごまと煮干しの粉を入れるのがポイント。たんぱく質やビタミン、カルシウムもしっかり摂れます。
余った食材も入れてしまえます。
お仕事をされている女性や学生さんで一人暮らしをしていると、食生活が偏りがちですね。安くて手軽にできることが意外と皆さんに喜んでいただけることが解り、私がしていたことが少しでも役立てばと思います。